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芍薬の開花時期は46月で、5月の中旬に見頃を迎えます。

 

“立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花”という言葉があるように、芍薬は美人の代名詞とされてきました。

 

中国やモンゴルなど東アジアが原産の多年草ですが、日本へは平安時代以前に薬草として伝わり、その後観賞用としていろいろな種類の園芸品種が作られたそうです。ボタン科ボタン属の植物で、花の形は牡丹によく似ていますね。

 

芍薬という名前の通り、500年前の中国で、陶弘景が編纂した『神農本草経集注』にも、薬として利用されていたことが記録として残っているそうで、

 

漢方医学では、根には消炎、鎮痛、止血、抗けいれんなどの効果があるとされています。葛根湯や芍薬甘草湯などの漢方にも配合されていて、古来より人々の暮らしに役立ち、馴染み深い植物なんですね。

 

お天気が不安定なこの頃ですが、

こんな素敵な花に出会えると、

元気をお裾分けしてもらえるような…😌

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